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ひらら機械


乗用草刈機

  
○参考リンク
・オーレック 草刈機
・共立刈払機の正しい使い方

・瀬戸内のみかん畑
□乗用草刈機(上の写真は現行機種同等品?下の写真は実車)
 

 我が家の周辺はりんご園がたくさんあります。りんご園のほ場は、昔は草一つないほどに除草されていましたが、現在はどの農家も雑草とリンゴの木を共生させる草生栽培を行っています。草生栽培では定期的に草刈りをする必要がありますので草刈機が必需品です。
 少し前までは耕耘機のような形の自走式の草刈機が主流でしたが、最近ではゴーカードによく似た形の乗用草刈機の使用が急増しています。しかし、乗用草刈機は小さなものでも50〜60万円、中古でも20〜35万円もします。
 まったくといっていいほど収益のない趣味農家では、乗用草刈機はとても手が出ない高価な機械なのですが、友人の紹介で格安で譲り受けることになりました。
 

□引き取り
 休日の朝、軽トラで引き取りにいきました。機械を譲ってくれたリンゴ農家の主人が出迎えてくれました。最近、足が痛くなってクラッチを踏むのが苦痛になったのでクラッチのいらないタイプに買い換えたのだそうです。エンジンも快調、走行もOKなのですがなぜか刈刃が回転しません。友人と調べてみるとVベルトが劣化して伸びきっていました。
しかし、破格の安値で譲っていただきました。オーレックのラッピトモアです。。オーレックは、福岡県にある旧大橋農機。共立やホンダ、アグリップなどにOEMで製品を供給しています。乗用草刈機は、15年ほど前から製造しているようですが、型式を探してもどこにもみあたらないので初期の製品かもしれません。刈り刃は、片面が未使用なので3年や5年は大丈夫と思います。

□アルミブリッジ
 草刈機を軽トラに乗せるにはアルミブリッジが必要です。ホームセンターで購入しました。250mm幅1800mm,最大加重250Kgが2本で14800円でした。

□ベルト交換
 帰宅途中にJAの農機具センターに立ち寄ってみてもらいました。刈刃ベルトだけでなく走行ベルトも交換した方がよいと勧められ修理を依頼しました。

□納車
 納車といっていいのかどうか。軽トラで引き取りに行きました。走行ベルトが間に合わなくてとりあえず刈り刃ベルトの交換だけしておいたとのこと。5300円でした。

□試験運転
1始動
 右側のレバーは変速の切り替えです。ニュートラルの位置にします。赤いスロットルレバーを手前いっぱいに引いておきます。左側の長いレバーは刈り刃の高低切り替えで短いレバーは、回転のON−OFFです。長いレバーを手前に引き走行の位置にして、クラッチを踏み込んで始動します。

2運転
 左の長いレバーを4の位置(刈り高最高)にして、回転レバーをONにします。右のスロットルレバーを少し押して回転を上げ、クラッチを踏んで走行を前進1にします。
 中古とはいえ快適です。今までの刈り払い機とは能率がまったく違います。

□整備
1 ホームセンターから赤、黒、クリーム、透明のラッカーを購入し、塗装をしなおすことにしました。

2 最初に後ろの車輪カバー、ガソリンタンクを分解し塗装し直しました。

3 前輪の足回りのカバーをはずすのに苦労しました。ゴムマットの下はずいぶんとさびていました。

4 足回りのカバーをはずしてみると前輪を固定しているステーを止める軸のスナップリングがなくなっていて、片方の軸がはずれていました。
 このまま放置すると大事になっていたかもしれません。
ちなみにスナップリングとは、こんな部品です。
サイズはH=13です。近所のホームセンターで探しましたが入手できず。結局monotaroで購入しました・価格は102円でしたが、送料無料にするために3000円以上の商品の購入をしてしまいました。

5 左側の刈り刃のカバーは、錆びてぼろぼろです。鉄板で補修しました。スチール机の引き出しの仕切り板を流用しました。元々はクリーム色の塗装でしたが現行の製品に近い黒に塗装しました。

6 注油
 グリスアップと注油を行いました。オイル交換はシーズンオフまで待つことにしました。

□メンテナンス前

□メンテナンス後


□刈り刃カバーの補強
左側の刈り刃カバーが腐食でぼろぼろになってきているので少し厚めのトタン板で補強しました。3枚に分割し折り曲げ機で加工してタッピングビスで固定しました。


□走行ベルトの交換
走行ベルトが切れてしまいました。ベルトは歯付ベルト(コグベルト)ですが、歯の部分が6カ所も破損していました。

農機具店に出張修理を依頼すればよいのですが出張修理は高額になりそうです。自分で修理することにしましたが困ったことにベルトの規格がわかりません。思いきってオーレック本社に電話で問い合わせたところ仙台営業所が窓口とのことで再度電話をしました。しかし、「型式がわからないと回答しようがない」との返事です。
再度、各部を確認しましたが型式表示はみあたりません。製造番号は表示されているのに型式表示がないのは不可解です。

悩んだ末に酷似している現行機種のRM81Aと同じもの購入することにしました。RM81Aの取説によれば走行ベルトはRCLB-29でカッターベルトはスーパースーパーゴールド1000 LB75 です。
RCLB-29をネットで検索すると送料込み約4000円と結構な価格です。違っていたらどうしようかと少し悩みましたが注文しました。


翌日到着したので早速交換しました。ベルトの外れ防止の部品を三カ所外し、テンションスプリングをゆるめるだけで意外と簡単にベルトを取り付けることができました。