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ひらら機械


管理作業機4

  
○参考リンク
マメトラ農機
プラベリア



農機具整備に使うケミカルのお話

即席ワイヤーインジェクター

ケーブル類への油通し

               
                                  
□マメトラ MRV3

□経過
 マメトラ リターンカルチMRV3です。ヤフオクで勢いで落札してしまいました。出品者の住所がわかり、自己取引が可能でしたので、入札してしまったのです。エンジンは、三菱G500Bです。
 入手後、@始動用ロープの交換A点火プラグB6Sの交換BVベルト(SA39)の交換Cロータリーのナタ爪交換(M40‐0525‐002 ナタ爪 M40R M40‐0505‐002 ナタ爪 M40Lサンセイイーストアで入手1本424円)Dエンジンオイル(0.7リットル)交換Eギヤオイルイル交換Fエアークリーナー洗浄F燃料タンク洗浄を行いました。
 上記の記載の2010年から7年も経ってしまいました。この間、再就職していたため整備が中断していました。再度リタイヤして時間にゆとりができたので整備を継続します。

□MRVシリーズ
 マメトラのMRV3Dは1985年に発売された機種ですが、2015年に発売されたMRVSB1の仕様もほとんど変わっていません。同じ仕様で30年以上も製造され続けるということは、最初の設計がいかに優れていたかを証明しているということでしょうか。MRVシリーズは1970年に発売されたMRDシリーズの後継機種のようです。
 GoogleのMRV3Dの画像検索結果です。
i chihasiさんの動画
 項目  MRV3D (1985発売) MRV3SB1 (2015発売)
機体寸法  全長 1440-1560  1440-1540 
全幅 540   540
全高 640-925  640-925 
重量 90kg  94kg 
エンジン       エンジン形式 三菱G510L   三菱G500B 三菱GB181 
種類 空冷4サイクル  空冷4サイクル SV 空冷4サイクル OHV 
排気量 192cc    181 
定格出力   3PS/1800RPM 3.4kW4.7PS/1800RPM 
最大出力 5PS/2000RPM  5PS/2000RPM 4.6kW6.3PS/2000RPM 
燃料タンク 4L    3.0L 
エアークリーナー  オイルバス式  オイルバス式  オイルバス式 
始動方式  リコイルスタータ式  リコイルスタータ式  リコイルスタータ式 
点火プラグ B4 B6S  BP6HS 
走行部   変速段数  前進3段後進1段 
(1.0km3.5km1.0km) 
前進2段後進1段
(1.0km3.5km1.0km) 
主クラッチ   ベルトテンション式 指クラッチ(ベルトテンション式) 
操向クラッチ   なし サイドクラッチ式 
タイヤ   3.50-5 3.50-5 
ロータ
リー部
カバー形状   開閉式 開閉式 
変速段数  1段  逆転1段(458RPM) 
ロータリ  ドラムロータリ  ドラムロータリ 
作業幅   500o  500o 

マメトラ消耗品リスト
リターンカルチ

MRV3D説明書S60
MRV3VD説明書H8
MRV3S説明書H16
MRV3SB1説明書H27


□MRV3Dの整備


□エンジン
 三菱メイキエンジンG500は、産業技術史データベースによれば1977年に発売されたエンジンです。耕耘機再生大作戦は、2台のMRD3Dを1台に修理した実践例で参考になります。

1燃料タンク
 まず、内部の様子を点検します。内視鏡の代わりに注入口からUSBカメラとLED照明を入れて様子をみます。やはり、錆がひどいようです。
 錆取りの最も安価な方法はサンポール(塩酸9.5%)ですが防錆効果が無いので錆をとってもすぐにまたさびてしまいます。リン酸を主成分とする呉工業のラストロムーバ^ーかAZのサビアウトを使って黒錆を生じさせるのが良いようです。洗浄剤は結構高価なのでとりあえず中性洗剤でく洗いよく乾燥させました。
タンクのさび取り
サンポールでタンクの錆取り
タンク内の錆を安くとる方法
田舎の暮らしとDIYの研究所
タンク内の錆取りと錆止めの方法
サンポールと灰汁で錆取り
塩酸とハイターで錆取り

2燃料フィルターと燃料ホース
 汎用エンジンでは一般的な燃料コック付き沈殿式燃料フィルターが使われています。カップを取り外しキャブクリーナーでフィルターや注入口、排出口を洗浄します。
 タンクとキャブレータへの燃料ホースも交換したいところです。


3エアークリーナー
  オイルバス式のエアークリーナーです。灯油で洗浄し、エンジンオイルを規定量補充します。


4キャブレーター
 汎用エンジンによく使用されるフロート式キャブレターです。
 農業機械の簡単メンテナンスを参考にさせていただきました。
 フロート式キャブレータのオーバーホール(動画)も参考になります。
 G500Lガソリンエンジンのオーバーホールも必見。G500,G500L,G500Bの違いを知りたいものです。

 
 調整の手順です。
 @アイドルアジャストスクリューをいっぱいに閉めてから1.5回転戻す。
 *始動しないようなら調整する。
 Aエンジンを始動させ、アイドルアジャストスクリューを調整する。
 *スロットルレバーは回転が最低の位置にしておく。
 Bアイドルアジャストスクリューを調整して回転が一番高くなるようにする。
 Cアイドルアジャストスクリューを調整して適正な回転にする。




○キャブレターのしくみ

 バタフライキャブレーター(固定ベンチュリー型)は、もとっも古い歴史を持つキャブレターです。スロットルに連動したバタフライバルブで混合器の量を調整します。構造が簡単ですが低速回転と高速回転を両立させることが難しく、スロットル操作に対する反応がやや鈍い欠点があります。





5ガバナー(調速装置)
 ガバナはエンジンが異常な高速になるのを防ぐ装置です。油混じりの土汚れで固まり動作しない状態でした。とりあえずパーツクリーナーをたっぷりとかけ、動くようになったところでCRCを吹き付けました。分解して洗浄した方がよさそうです。


6エンジンオイルの補充と交換
 エンジンを5〜10分作動させオイルが温まってからドレーンプラグを外してオイルを抜く。
 ♯10〜30のエンジンオイルを規定量入れる。(1.6L目安)

7リコイルスタータのロープ交換
 農業機械の簡単メンテナンスが参考になります。

□始動しない時の確認
@スロットルレバーを中間位置にする。
Aチョークは寒い時は「閉」、温かい時は「半開」または「開」にする。

B燃料は十分に入っているか確認する。
C燃料コックは開いているか確認する。

D点火プラグを確認する。
Eエアクリーナーを確認する。



V 走行部と作業部
1 ミッションオイルの交換
 排出口ボルトを外してオイルを抜き、新しいギヤオイル(#90約1.6L)をレベルゲージまで入れる。


2 Vベルトの調整、交換
 エンジン取り付けボルトをゆるめ、位置を前後に調整し、押さえ金具とベルトの隙間を3〜5oに調整する。ベルトを張りすぎるとクラッチを切っても走行し危険。


3 レバー部の給油

○クラッチレバーの操作
@右手4本の指でレバーを握るとストッパーがカチリと入りクラッチが固定される
Aクラッチを切るときはレバーを握ってからストッパーを引いてレバーを離す
Bクラッチを切るときにストッパー先に引くと故障の原因となる
○チェンジレバ^ーについて
@ニュートラル状態ではクラッチが入った状態なのでロータリーを手回しにするときは走にする
A高から低または後にするときは右手でクラッチ操作をしながら左手でチェンジレバーを切り替える
B低と後の切り替えはチェンジレバーを切らなくても良い


4 前輪の調整
 深く耕すときは前輪を上げ、浅くするときは下げる


5 ロータリーカバーの調節
 アジャスタクランプボルトをゆるめてカバーの開閉を調整する。側板は工具なしで調節できる















■未編集ファイル









               





三菱G型エンジンの弱点

耕耘機再生大作戦
ねこねこにんぎ
まるむしアンテナ